植林〜育林〜伐採〜加工に至る林業サイクルの一貫サービスを提供可能とする体制を整備しています。組合員や取引先等に対してワンストップで幅広いサービスを提供し、安心して使用して頂ける製品作りを目指しています。
熟練した林業作業士により一本一本丁寧に手植えをします。
苗木については品質保証のある県内苗木生産者から仕入れます。
植栽準備となる地拵作業完成
植栽準備となる地拵作業完成
新たな施行方法の更新伐採。樹高の2倍の幅を抜き取り植栽を施します
抜き伐りした箇所の植栽準備地拵完了
上層木と新植箇所が交互する林地
スギの下刈完成
植栽したスギの下刈作業
ヒノキの下刈完成
間伐された林地
高性能林業機械による素材生産状況
スイングヤーダで全木集材したものをプロセッサで枝打ち玉切し集積する
集積された丸太はグラップル付トラックに積込んで市場へと搬送する
鹿の食害が深刻化している中、植栽木を食害から守るためステンレスの編み込まれた防護柵を設置しています。森林所有者の負担軽減として補助事業も利用できます。
素材生産に欠かせない路網整備
高性能林業機械や大型トラックが往来可能な作業道
耳川広域森林組合では、3つの加工センターが連携しています。製材品、抗丸太、チップ等の加工品を製造して販売しています。安定供給に努めながら、今後もさらなる高品質製品づくりを進めて参ります。
日向市東郷町の耳川木材加工団地は、木材の加工流通拠点として整備されました。原木市場と製材・加工工場が連携して原木の安定供給から製材品等の生産・販売に至る、モデル的な国産材供給基地として全国からも注目されています。
当組合では平成7年より高性能林業機械化の取組を開始し現在では、高性能林業機械と運材用トラックの稼動台数は保有・リースで40数台がフル稼働しています。
高性能林業機械利用により低コスト林業を達成すべく日頃より研究を重ねています。
皆伐のみならず利用間伐にも高性能林業機械を利用することで精算額も大幅に向上します。
耳川流域では古くから椎茸や木炭も多く生産されてきました。現在でもスギ・ヒノキの針葉樹林と椎茸原木(クヌギ等)林がモザイク状に広がるモザイク林が、諸塚村などの地域で見られます。
近隣で稼働するバイオマス発電所に対して、原材料の安定供給を目指します。バイオマスの最新情報や効率的な間伐方法等の情報を個々の組合員に提供して参ります。
組合員の所得向上を図るため、関係機関と連携を密にし林業技術研修会の開催並びに個別経営指導を行います。
組合員の所有する全ての森林について経営計画を作成することを目指し、地区座談会等を通じた周知を森林計画策定指導を行います。
組合員の森林施業委託に応えるため、作業班員の参入促進や、研修会や講習会を通じて技術の向上を図り、担い手の育成強化を推進します。
株式会社ケーブル・メディアワイワイ「ワイワイの森・美郷」植樹祭
「ワイワイの森・美郷」植樹祭には約120名に参加頂いて植樹しました。「企業の森」活動も推奨しています。